2010年1月22日金曜日

明日は晴れろ。


学校の近くのクラブでコロンビアンパーティーがあるから一緒に行かないかとロスィオに誘われて行ってみたはいいが、参加した知り合いはロスィオ夫妻のみ。
他のクラスメイト達はどうしたの?と聞くとみんなあやふやな返事だったとか。
カフェで「キッチー行くの?キッチーが行くならアタシも行く」と言ってたコロンビアーナはどこだ。どこ行った。キッチー来ましたよ!ここにいますよ!

とか何とかエントランスで並んだ時点から、ハロウィーンで猫のメイクをさせられてセバスチャンに外に連れてかれた時以来の後悔を感じていたら、自分以外の全員が入場のためのチケットを持っていることに気づきました。
入場拒否されれば家に帰る口実になるな、なんて思っていたら警備員の黒人が無駄にいいヤツでこっそり中に入れてくれました。

とまあ、出だしはこんなんでしたが酒が入って踊っていれば自然に盛り上がるもので、ジゼーリの時や『男前』のときの「場違いパーティー」と一緒で、結局は大いに楽しみました。

終電を失くした僕は夫妻の親切でロスィオ宅に行き、普段は月曜から木曜までしかやっていない朝のサッカーが今週はサミーの都合でスケジュールが変わり、金曜と土曜もあるということを思い出しながら眠りに就きました。
無理だ。こんだけ酒が入ってて疲れてたら明日はサッカー出来ない。雨降っちまえ。

そして迎えた今日、願いが通じたのか外は雨。イェーイ。
別に晴れててもサッカーサボればいいだけの話じゃんとかそういうことではない。
他のチームメイトに俺がいないところでサッカーされるのが嫌なの!
嫉妬とか羨ましいとかそんなさもしい気持ちではなくて、翌日の土曜が二日目なのと初日なのとでは体のキレに差が出てくるからそれが悔しいの! 
さもしいか。

そういう細かいことをいちいち気にしなくちゃいけないくらい勝負の世界は厳しいんだぜ、と吠えつつも「でもお前別にプロじゃないじゃん」とか「しかも試合でも何でもないただのミニゲームじゃん」とか真っ当な意見が脳みそをかすめたところで一切意に介しません。
アホみたいに負けず嫌いなところが中2の一学期くらいの男子みたいで、そこから全く成長していないのが僕の特徴の一つです。

よく女のコたちが「いつまでも少年の心を持った人が好き」とか酔っ払ったようなことをほざいているけど、少年の心ってこういうものだよ。
好きになってくれるかい、女たちよ。

ところで雨が降っているということはロスィオ宅からの帰宅中は当然自分も雨に濡れるわけで、昨日のうちから「絶対に翌朝フィッシュ&チップスを食べてやる」と強い野心を持って寄ったケバブ屋が屋台のように客を通りに待たせる感じなので、まあまあ嫌な思いをしました。

しかも出てくるのメチャ遅いし。
モスバーガーよりも遅えな、なんて店員のおっちゃんを観察してたら「注文されてから揚げる」よりも更に手前のレベルで、注文されてから油を温めてました。

出てきた品も思っていたのと全然違っていたので、こいつはハズレかななんて思っていたら、最後おっちゃんが後ろを向いたときにTシャツのバックプリントから店の名前が『ダイヤモンド・ケバブ』であることが判明。
トルコではどうか知らないが日本人の感覚からすると、この「わざとちょい外し」感になかなかグッと来るものがあります。
いわゆる「わび、さび」ってやつですか。違うか。

筋肉マンの新キャラにダイヤモンド・ケバブって超人はどうかな、とか戦隊もののヒーローの必殺技に「喰らえ!ダイヤモンド・ケバブッ!!」ってのはどうかな、とかあるいはフィギュアスケートの新しいジャンプに「出ました!ダイヤモンドケバブ・トリプル!着地もピタリ!」とか夢はいろいろ広がって、なんか今日一日いいことありそうだと思っていたけど、生まれて初めて食べたフィッシュ&チップスはひたすら不味かったです。

さ、切り替え切り替え。今から学校。

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