2010年1月8日金曜日

あの川から水死体が発見されたこともあったな。


今週からうちの学校に来た新人たちの中の一人に、お父さんが合気道の先生をやっていたという親日家のフランス人がいます。
ブルーノという名前を聞き、ジゼーリと出会ったブラジルの下宿先の大家の息子が同じ名前だったな、などと回想を試みましたが彼との思い出は特に無し。

クラスメイトのブルーノはお父さんから教わった「ブシドウ」の影響か、日本人のように謙虚でありつつもフレンドリーで、地図を広げながら「こことここが散歩するには最高だよ」とか要らない情報をたくさんくれます。お前より長くロンドンに居るんだって。
また、授業前に話を持たすためだけに聞いた『疲れた』のフランス語訳をその場で教えてくれたのはいいけど、更に一時間後の授業中に急に思い出したかのように、「正確には『私は疲れています』だからこれが英語の『 I 』にあたって・・・」などと律儀に文法まで解説してくれます。授業の邪魔だって。
あれおかしいな。文面だけ見ると謙虚に思えない。

でも実際は前に出るタイプの子ではないので、クラス一の我がままでヤキモチ焼きのロシア女が発言した答えの間違いを正しちゃうという慣れないことをしたときなんかは、ロシア女の怨念こもったメンチでそのままじっとり殺されちゃうんじゃないかと心配になります。
頼むロシア女、俺越しに睨まないでくれ。肌が一気に老けそう。

そのブルーノは今日を最後にわずか一週間の受講だけで一時帰国。また二月に来るみたいで僕のメールアドレスと僕のフルネームを英語と漢字でねだるので教えてあげました。かわいいヤツめ。

金曜日なので授業後はパブに行き、戻ってきたらおまえに奢らせてやる、ということでビールを一杯奢らせてもらったけど、本当に戻ってくるかは不安なところ。
ブラジルやペルーで手紙の約束を反故にされたことなんていっぱいあったからなあ。

でもまあ「ブシドウ」を知っている彼のことならと考え直し、戻ってきたら一緒に遊んでやろう、と上から目線で何して遊ぶか考えてみたけど、真面目な彼とは趣味が合わなそう。
宮崎でオージーのベンとはサーフィンという共通の趣味があったし、成田でラテン人のカルドーゾたちとはチームメイトだったし、ブラジルでは週末何して遊んでたっけ?

黒人たちと差別用語バリバリでのハイテンションなトランプ。白黒のテレビで『SUPER NINTENDO』。フルチンで川遊び。

無理だなあ。特にフルチンで川遊びはロンドンでやったら確実に死ぬなあ。運が良くても逮捕だなあ。
とりあえず週末のパブでいっぱい話を聞いてやろう。(何目線?)

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