
先週金曜日のパブに出席できなかったフランス人のサムエルが、火曜だというのにみんなをパブに誘ってきました。
今のクラスメイトは今年からこの学校に通う様になった人達ばかりなのですが、このところ生活サイクルに慣れてきたのか、みんな割といい感じで仲良しです。
ラウールも誘って大勢でパブに到着すると、たまたまラウールの受け持っている午前の初心者クラスの生徒たちも数名来ていました。
そしてその中には日本人のかわいい女のコが一人。
おかげでロンドンに来て初めて日本人と長い時間を喋ることができました。
「あみちゃん」という名前のそのコは名古屋出身で、どうやら芸能界を少しかじっていたらしく、そこに再戦を挑む前にいくらかの何がしかのスキルを上げようとイギリスに来たようです。
おそらく僕と同じ干支であろう若々しいあみちゃんと話をしていて、今回は指導者とか教育者のポジションに浸る前に
「自分がこの年齢の時、果たしてここまでしっかりしていただろうか」
という、やはり悪い癖に類する回想をしてしまいました。
確か1500キロの道のりを車で一人ドライブをして、家庭の事情で長いこと会えていなかったジイちゃんに十何年かぶりに会いに行ったのがこの歳。
あん時、帰りも運転するのが嫌で都内のビーバップを飛行機で来させて、帰り道を結構な時間、運転させたっけなあ。
ペルーで音信不通になるあのコと同棲を始めたのもこの歳だ。
逃走中の前科のお母さんがぼくの留守中に部屋へ訪れた時にこのコが対応をしてくれて、何故かそのあと関係ないのにこのコに僕が説教されたっけなあ。
仕事で大陸の国のいわゆるな人をアレしすぎて拳が鬱血したのもこの歳です。
これをきっかけに国民健康保険に加入しました。
しばらくは夜道の背中が怖かったものです。
そんなことを思い出していたものですから、芸能界に憧れているとはいえまだ汚れきっていないであろうあみちゃんのキラキラな瞳を直視するときは、なかなかの詫びる思いがありました。
全然そっち方面のことはわからないし、タフになるのも構わないけど、いつまでもキラキラを失くさないでよ、あみちゃん。
あと上手いこと、昔の知人の犯罪者や犯罪者じみた人たちの話を僕から色々引き出すあたりに、いい意味でアバズレ感を感じたよ。
昨日は全然寝れなかったからこっちも酔ってたんだなきっと。
あくまで「昔話」というふうに上手く伝えられたでしょうか。
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