2009年12月30日水曜日

習慣は受け継がれて


大した用事もないのに今日も午後の勉強をさぼってピカデリーサーカスに出向きました。
ダメな美術館にちょっかいを出した後、オックスフォードサーカス方面に向かってぶらぶら散策したのですが、イルミネーションは未だにクリスマスのまんまです。

それらのデコレーションを眺めながら、僕は子どもの頃のサンタクロースについての認識というものを思い出してました。

実は僕はサンタクロースを中一まで信じていた、世界クラスのイタい男の子だった実績を持つ人間です。
とは言えこれには自分なりの言い訳があって、三人兄弟の末っ子に生まれた僕はイベント大好きの両親からだけではなく、姉兄からも騙しの標的にされていたものですから、周りと同様にサンタの存在を疑い始めた小2あたりから(ちょっと遅い?)うまいタイミングでサンタにまつわる教育番組を見せられたり、実際に北欧だかどっかにあるサンタの集団に関する新聞記事を読まされたりしていて、うまく自分の頭の中でまとめることができませんでした。

小6の時に取っていた通信教育のテキストの挿絵で、あるキャラクターが
「そういえば小さい頃サンタを信じて家の屋根の上で何時間も待ってたっけ」
という「さすがに小6になればみんなわかってるからいいでしょう」的、確信的なサンタ全否定の発言をしてたのですが、それを読んだとき
「何言ってんのこいつ」
と心の中で思ったのを覚えてます。

中1の時は、授業中に何かのきっかけで先生が
「サンタクロースがいると思う人(挙手して)」
と言ったときに抜群のカマトトが一人だけ手を挙げて、思春期バリバリのクラスの男子たちから
「バカじゃねえの!いるわけねえじゃん!」
と非難轟々に野次を飛ばされてましたが、僕の心の中での野次はちょっと種類が違くて
「てめえ、カマトトぶって『絶対いるもん!』とか抜かしてんじゃねえよ!こっちはおまえと違ってマジでいると思ってるんだよ!絶対手は挙げないけどな!」
というものでした。

結局クラスに一人くらいはいる、物知り博士的な同級生がサンタクロースの存在について、サンタの民族だか協会だかの集団のことも含めて理路整然と説明してくれたので、僕はここでやっと「俺んちにサンタは来ていない」ということに確信を持てたものでした。

それでもその年のプレゼントは寝てる間に枕元。
翌朝、母親はしっかりシラを切ってるし。もういいって。

ちなみに初めて手渡しで渡されたプレゼントは中3の時の矢沢永吉のCD。さすがにサンタはE.YAZAWAのアルバムは届けてくれないみたいです。

そうそう、そういえばまだ横浜に住んでいたころ、姉が主犯で『緑のお姉さん』というサンタの女バージョンみたいなわけのわからないものまで一度だけあったなあ。
あれ何だったんだろう。時期も12月じゃなかったし。
力技で欲しいプレゼントをピーターラビットの絵本に設定されるという姉の趣味丸出しのあのイベント。

ああいうトバッチリを子どものころから何度も食らっていたおかげで、未だに家族の集まりはちょっとした恐怖です。
幸か不幸か、やりすぎると家族から離れていくという貴重な見本がここに出来上がりました。

ぐれるなよ、甥っ子たち。

0 件のコメント:

コメントを投稿