胸の痛みもだいぶ和らいできたので昨日からフィジカルトレーニングの方だけみんなと合流して一緒にやっています。
今日もみんなで息を切らしながら坂道を走りました。
てっぺんまでダッシュした後の戻りの下り道を歩いている時、一匹の大型犬が前方の水たまりに飛び込んで「伏せ」をしました。
ここんとこ暖かいとは言えまだ3月の上旬です。
それより何より水を嫌がらない犬というのは僕の固定観念には無かったものですから(おそらく僕に限らず他のチームメイトのみんなもそうだったと思うが)正直少し面喰いました。
「これくらい普通だぜ」
と我関せず顔で舌を出してる犬が、実に堂々と見えました。
いいものが見れたね、という表情で周りを見回していると、左斜め後ろでうちのチームで一、二番にサッカーが下手な黒人がタッションしてました。
タッション自体は僕も他のみんなもすることなのでそれほど珍しいことではないのですが、普通男というのは電信柱やカードレール、木といった対象物が無いとタッションというものはしずらいはずなのに、そのチームメイトは広い芝の上で何の対象物も無しに堂々とコトを済ませてました。
軸がブレていない。
彼もまた威風堂々。
そう言えばブラジルにいたころ、最も仲の良かったチームメイトの一人、ジェアンはトイレで大きい方をするとき、必ず扉を開けたままにしてました。
内開きのドアの端っこにつかまりながらじゃないと落ち着かないというのが本人の言い分です。
普通、日本の小学校なんかではウンコをしている方がイジメられ側で、イジメ側が外からその扉を開けようとして、「開けるなよ!やめろよ!」という叫び声がそのイジメられ側から聞こえてくるのが通常の風景ですが、彼と僕らの立場は全くの逆で、僕ら外側にいる人間が「ふざけんなよ!閉めろよ!」と叫んでいました。
文字どおり「このクソ野郎!」とわめいている僕らを一切意に介せず、何故か一点を凝視しながら大便をかましていたジェアンの表情が印象的です。
て、これは「堂々」とはまた別の話だよね。
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