今朝、朝飯を作ろうと冷蔵庫の扉を開けた時、扉の角がセバスチャンのケツにぶつかりました。
「アンッ!!」
とゲイのような声を出し、まあ実際ゲイだからしょうがないかと「ごめんごめん」と謝ると
「ちょっとー。ボクのアナルに触らないでよー」
と上目づかいで怒られました。
はーあ。
今日もいいことありますように。
なんて思いながら学校に向かうと、休憩時間中パティに「放課後、ウィンドウショッピングに行かないか」と誘われました。
パティは今月いっぱいで今住んでいるフラットを出ていかなくてはいけないらしく、僕が自分の新しいフラットを探すついでに(結局サンドラは契約を更新したので僕は新しい所を探し中)ここのところ彼女の分の検索も手伝ってあげていたので、最近は結構仲良しです。
放課後、学校を出て最初のバス停に向かう途中、パティが開口一番
「Are you OK?」
と聞いてきました。
極度の寒がりの僕を気遣って言ってくれた言葉だと思い、なかなか可愛いところもあるじゃないかと
「Yeah OK. No propblem」
と答えると
「『OKか?』なんて聞いてねえよ。『ゲイか?』って聞いたんだよ」
と眉間にしわを寄せて返されました。
出オチからスタートしたロマンもヘッタクレもないデートでしたが、話を聞いてみるとどうやらパティは前彼にゲイ疑惑を抱いているらしい。
ふられた腹いせか負け惜しみか、とも思いましたが彼女の国のゲイ率の高さを考えると、まあ頷けなくもない話です。
そのせいで男に対するある意味不信感を持つようになり「男に対してゲイかどうか見極める力がないからさあ」などと呟いていました。
ただし、俺はゲイじゃない。
この後、将来のプランをパティが色々と話してくれました。
タイに戻って仕事をするというパティの人生設計を聞いて、当たり前だけどパティに限らずロンドンで知り合った全ての人間との別れが近い将来待ち受けていることを改めて思いました。
今夜はちょっぴり湿っています。
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