2010年4月12日月曜日

ファイナルギグ


今日の授業で初めて日本人のクラスメイトを持ちました。
そのコは今日からうちの学校に通い出した二十代半ばの可愛らしい女のコでテンションが上がったけど、喜びもつかの間、授業終了後にそのコが下のレベルのクラスに移りたいと受付に申し出たので、明日から日本人はまた僕一人です。

今日はブルーノの最後のギグの日。
先週いっぱいで学校を終え、今週水曜に帰国して仕事を母国で探す予定のブルーノともこれでお別れ。
色々と変わってしまった元クラスメイトや現クラスメイトを誘ってみんなで会場となるいつものパブに向かいました。

ちなみに今、僕らの授業の時間帯は生徒の人数が増えたためクラス編成が上、中、中の下、下の4クラスになりました。僕は中のまんまですが、ファンキーズもブルーノもマルタもジュリアーナもその他今年の1月から通い始めた僕の後輩たちもみんな上クラスに上がってしまいました。

実力で先生から上に上がるように指示される生徒もいれば、本人の希望で(もちろんある程度の能力は必要だが)上に上がる生徒もいます。(ジャミーリとブルーノは後者)
そんなだから元のクラスメイトたちからも「早くこっちのクラスに上がってきなよ」と急かされています。

自分の能力をしっかりと把握している僕自身と講師のラウールは別として、発音がいいがために英語全般の能力が優れていると勘違いされがちな僕が中クラスのまま留まっている理由を、上クラスの講師、美人のカミーラのことが嫌いだから、というふうにみんなに誤解されています。

ちなみにロスィオは僕の誕生日に受付でプリントアウトした履歴書を持ってカフェに面接に行き、そのまま採用が決まってしまったので、次の週以来学校には来なくなりました。
先週金曜、ブルーノの最後の学校の日だからということで、彼女に連絡をして旦那さん共々ひさびさの再会を楽しみしました。

パブでみんなとやりながら彼女と話をしたのですが、仕事のスケジュールが授業時間とかぶるため、授業を午前に変えようかとも考えたんだけど、料金が高いので断念したそうです。
仕事が充実してて今は他の学校にも通っていないとのこと。
私に未だに連絡をくれるのはキッチーくらいのもんだよ、と抱きしめられました。

それと売店のユキちゃんもいなくなりました。
一時的のものなのか退職したのかわからないけど、いなくなってからの期間が長いのでたぶん後者です。

そんな感じなので金曜のパブでみんなが集まったのは久しぶりのことで、その流れで今日もギグにみんなで行く約束をしていました。

パブでのブルーノの持ち時間はいつも通りわずか2曲分で、僕の誕生日の時と同じくフランス語の歌に続き、U2のONEを歌ってました。
ONEはU2の中で最も好きな曲の一つだということをいつだったかブルーノに話したことがあって「きっと俺のためにこれを選曲したんだな」などと、女性に対してだけではなく男に対しても自惚れ屋な僕はセルフで勘違いをしてあげました。

今月から住み始めた僕のフラットが早くも気に入らないため、来月いっぱいでまた引っ越そうと思うので、もしもの時のためにブルーノの大家に会っておこうと思い、明日もブルーノに会う約束をして、ディアナパオラと一足先に退散しました。

ブルーノは僕以外のみんなに帰国日をギリギリまで伝えてなかったらしく、その突然のお別れにディアナパオラが帰りのバスの中で「プレゼントも手紙も何も用意できなかった」とこぼしていました。
じゃあ今から書けばいいじゃん、と僕は自分の汚ったねえノートを千切り、彼女にペンを渡しました。
何を書いていたかは忘れたけど最後に「読みづらいのはキッチーのペンのインクが無いせいだからね」などと要らない小ボケも加えてました。

僕もそのノートの裏に
See you later
とだけ書いてあげました。

明日会った時にブルーノに渡します。

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