
僕の本名に「ズィーニョ」をつけて呼ぶクラスメイトが何人かいるのですが、これの意味がわからないクラスメイトたちに説明してるところから派生して、あだ名の話になりました。
ちなみに「ズィーニョ」はブラジルの言葉で「ちゃん」という意味。
ところで子どもの頃、それはそれは素敵なあだ名があちこちにつけられていたのに、何故大人になったらそれらは自然に消えていくのでしょう。
パッと今思いつくのだけでも「おじ」「かつら」「はなじ」「ジェット」「ぶーぶー」「テランボー」「ナメック」「マラ」「ポキール」「なめちん」「セーブ」「へまた」「ドバーマン」「へち」「ヒマラヤシーダー(マツ科の木の名前)」…などなど。
中にはその由来がわからないものまであります。
高校卒業したての春休み、運転免許の合宿教習で長野に行きました。
そこで知り合った二つ三つ年上のあんちゃんとあだ名の話題になり、今までの知り合いの中での一番面白いあだ名は何かという話をしました。
彼の小学校の同級生が、誰もいないクラスで好きな女の子のブルマの匂いを嗅いでいたところを目撃され、以来「クンクン」というあだ名がつけられたという話をしてくれたので、ぼくは高校の同級生の「※※」というあだ名を持つ山ちゃんの話をしてあげました。
「※※」は伏せ字ではなく文字に起こすのがちょっと不可能なのでこういう表記にしました。
説明するなら落語家がそばを食べる模写をするときに口元で鳴らすあの音。
簡単に言えば唾をすする音。
もはや「あだ名」ではなく「音」といったところです。
それでもあえて文字にするなら「ジュル」といったところか。
なんでこんなのが山ちゃんのあだ名(?)になったのかというと、当時童貞バリバリのシャイボーイだったくせに山ちゃんが、話の流れとあんまり関係ないときに
「俺、クンニリングス大好き」
と、クンニをフルネームで呼ぶ行儀良さをもってそう言い、その様子を舌を出し唾をすすりながらジェスチャーし出したからです。
以来、同じく同級生だった『前科』とさんざんそれを真似して馬鹿にするわけですが、それが次第に彼の呼び名となり、授業中には誰に気付かれることなく山ちゃんを呼ぶことに成功しました。
犬笛と同じ効果だね。
当の山ちゃんは顔を真っ赤にしていたけど。
シャイなくせして慣れないことするからだよ。
というかこの子、すでに「山ちゃん」というあだ名をちゃんと持っているよね。
いつもにも増してどうでもいい話をしてしまいました。
ごめん。
あ、そういえば山ちゃんに借りてたジューダスプリーストのカセットテープ、まだ返してねえや。
それこそどうでもいいか。
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